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Kokone-works

好き放題に、「お酒を飲んだ勢いで」。 サークル活動、はじめました。「ここだけネバーランド」というサークルの主催です。 

レゴ・ムービー(フィル・ロード&クリストファー・ミラー監督)

すばらしい。前半は荒唐無稽な物語をすべてがレゴブロックで表現された(私が子供時代に見ていれば大喜びだったであろう)ドラッギーな画で進行させつつ、伏線も巧みにはっては回収し、「この世界の理」をはっきりさせる後半が秀逸です。メタフィクションの話としては、第四の壁以上にエモーショナルな手法! ◇ 子ども向けのアニメ―ションの物語形式といえば、ワルモノの設定が、「世の中のモラルに反する行為をとる者」と相場がきまっているものなのですが、なんとこの映画、その悪者を我々のすぐそばに横たわる○○に設定しています。そして、「一方の意見をくだらないものとして否定してねじ伏せるだけじゃダメなんだ、くだらない意見を見直してみると、物事が解決する貴重なカギだったりする」というテーマを子どもに教え(というか、オトナにこそ必要な話)、「遊んでいる子どもとの対話を一切無視して押さえつけてはいけない」という教訓とともに、しかし私たちに寄り添った優しい目線で与えてくれます。子どもとおもちゃあそびにかかわるもの全員必見の作。この映画がなかったために救われなかったコドモも大勢いるんだろうなあ。 ◇  おもしろいスラングが字幕版にあった気がしたのですが、ちょっと忘れたので、後日見直してから追記します。 ◇ バットマン・スーパーマン・グリーンランタンなどのご出演はともかくとして、ミルハウスやミレニアム・ファルコン号が出てきたという、配給会社の垣根を越えたカメオも見ていて幸せでした。