Kokone-works

好き放題に、「お酒を飲んだ勢いで」。 サークル活動、はじめました。「ここだけネバーランド」というサークルの主催です。 

GX1話のプレミア上映会に行ってきました

この度ありがたいことに『戦姫絶唱シンフォギアGX 』1話の試写に運よく参加できました。f:id:power_medicine:20150705130918j:plain

 

7.1ch、やや台詞がキンキンして聞き取りづらかったものの、非常に効果的(まさかエンドクレジットにも効果を発揮してくるとは)……というか一般的な劇場でやる爆音上映(立川みたいな専用設備とはやや異なる)に近い感じだったので、一般公開を希望したいところ……。

 

記事を書くにあたってのメモ書きですが、今回はややあってまともに記録がとれませんでした。ので、記憶の糸をたどりつつ殴り書きしたものを転載しておきます。

 

末尾の「(あ、ぴ、ぐ」表記は、あ=悠木碧さん、ぴ=日笠陽子さん、ぐ=井口裕香さんです。

 

シンフォギア 舞台挨拶


鷲崎さんはお休み。広報担当(シンフォギアツイッターの中の人)が司会。ちなみに未来推し
 
約5000人の応募
 
服装:日笠陽子さん(ぴかしゃ):黒白ストライプ、悠木碧(あおちゃん) 黄色い羽織りと黒のドレス 井口裕香:青白のストライプ の順の並び
 
「7.1chで見たかった!」(3人
 
司会が井口さんにチェンジ。
1話振り返りで進むトーク
 
大気圏突入するロケット(きっこさんを移送)、潜水艦からミサイル射出、中には響とクリス
 
ぴかしゃ「アフレコ前、井上喜久子さんに一話始まるねって言われたら3カット目で教授の遺体が……」
回想! 回想があるかも!(あ、ぐ
 
そして翼さん。 地上で見守るマリア(奏者でなくなったから、任務にでられない)
 
森を切り裂くシーン、
あおちゃん「自然破壊だ!」
 
調と切歌の転校
あおちゃん「エンドクレジットのとおり、あのマスコットはあやひーデザイン。かわいい」
 
翼&マリア
ぴかしゃ、トーク中に「スターダスト」再現でエコーがかかる。「ちょっと、エコーかけられるのそれ!?」
そのあとぴかしゃの提案でお客さんと合わせて「「「スターダスト」」」
あのステージの背景はテムズ川
 
あおちゃん「GX1話、アチョー!(怪鳥音)はもともと 「はぁ」、「とぉ」、と言うだけだったのが、金子さんの指示(言ったのは音響監督)でこうなった」
 
新たな敵の出現
あおちゃん「あれシンフォギア史上初めてのキスシーンだよね」
       「なんか今回やっと初めて敵が出てきたよね。いままでノイズと戦ってたのが初めて……」(あ
 
コーナー変わって、ラジオの一節
奏者メンバーが、あんなこといいな、できたらいいな的な流れ
 
お題の紙入りのボックスが用意される。今回はキャスト、スタッフからの投稿が主
 
「翼さんの武器から出てくるあれがCD、BD」
あおちゃん「営業だ!」
 
あおちゃん「響の口からビームが出る。そして目からビームが……」(会場爆笑
(ちなみにあおちゃん投稿)
(私的雑感 シンフォギアライブ2013でも同じネタやってたよね?)
 
クリスの帽子が喋る
あおちゃん「ノイズはいやだノイズはいやだ」
ぴかしゃ「組み分け帽子だ」
 
しめはあおちゃん
あおちゃん「キまらなかったらもうアフレコでないよ」
司会「響のシーンだけ無音になるのね」会場爆笑
 
あおちゃん「シンフォギアー!」
観客全員「「「GX !」」」
 
広報担当さん「もしかしたらまたライブやるかも」(決定ではない模様
(7/9追記)去る7/7のニコ生「シンフォギアライブ2013」放送にて、武道館ライブ決定した模様。どう見てもキャパ足りません。本当にありがとうございました。

アイマス10th下準備忘備録

そろそろ『THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOLWORLD!! 2015』の会期が近づいております。ここで必要なものリストを忘備録として挙げてみます。追記ありかも。

(べ、別に書いてたヒクドラのデータがふっとんだ反動で更新意欲がそがれた余波で書いてるわけじゃ……向こうもちゃんと7月入るまでには終わらせます)

【必須】

・お休みの確保
 (とにかく副業の休みがとれないと行けません。)

・参加日分のチケットの確保
 (言わずもがな。頼んでみます?チケット)

・連絡ツールスマホ・携帯電話)を持っておく
 何かあったとき、これさえあれば助かります。便利な時代になったものです。

 なお、高温による発熱にはガチで注意iPhoneなら本体の温度が下がるまで機能停止します)直射日光に晒さず、タスクキルもしくは電源オフを忘れないように。待ち合わせ等行う場合は、入念に相手と相談してプランCぐらいまでは計画を練るべしです。

・交通便の確保(きっぷ入手)
 (遠方ならばまずこれを。地方のPは新幹線から夜行バスに飛行機まで。自家用車で乗り付ける人もいるなら相乗りでも。
  しかし帰りの便にご用心。
  参考:MA3のニコ生でのディレ1のトークによれば公演は21時までに終演とのこと(ただしこれまで何度かももクロが終演21時オーバーしていますので保障は致しかねます)。しかし3万人の規制退場、退出まで最大1時間以上見込んでおくことです。

 (西武池袋線にふつうに乗って帰ると、多大な確率で満員電車にゆられることになります。現在(6/24)なら、レッドアロー号の22:23所沢発→22:44池袋着が両日とも予約で確保可能なので、心配ならそちらを取りましょう。私は取りました。なお、大阪のPにおかれまして、最も帰りやすい夜行バスであった所沢発のドリームさいたま1号の19日発は即日完売してしまった模様……)

・宿泊施設の確保(所沢・池袋・新宿推奨)
 (最悪池袋のネカフェで。所沢?知らない子ですね。終演が21時までなら、多少遠方の安宿も利用可能になったかなと)

・財布
 (現金3万円ほど入れておく。これで多少遠方でも台北あたりまでなら帰りの足ぐらいはなんとかなるでしょう。あとごはん。ラーメンの名店へ行くなら基本クレカは使えません。
  心もとないそこのあなたはクレジットカードも。しかし人ごみに行くなら盗難にご用心)

・身分証・保険証を入れる
 (身分確認の可能性。もっともアイマスライブではいままでなかったものの……。
  しかし今回における「最悪の事態」とはコンサート中止を除けばあなたの身体や心の不調です。
  万一病院に行くことを考えると、保険証はもっておくべきでしょう)

・暑さ対策
 (タオルと水分。なお、濡れタオルを1枚作るといいかも。それで体をふくと発汗を少し抑えられるのでおすすめ)

※間違ってもヒールあるいは掃きなれてない靴で来てはいけません。相当飛ぶわ歩くわでかなり動きます。確実に靴擦れもしくは破損をおこします。

 どんなライブやコンサートでもそうですが、履きならしたスニーカーを強く強く推奨。ディズニーリゾートやコミケに行く気持ちで。

【最優先】

(事前物販兼)
・ケータリング(食糧・飲み物)の確保
 (水分だけでなく、塩分等の補給もできる飲み物(スポーツドリンク・塩水)が理想。塩おにぎり、のどあめ要?)

 カフェイン・炭酸の接種はひかえめに。尿意を催す確率が上がります。ビールはライブ終了後にいたしましょう。トイレの数もさほど多くないので注意です。

・携帯トイレ

 ――そういう意味では、持ち合わせておいたほうがいいかもしれませんね。

・ビニール袋
 (マナー袋や思わぬ荷物などいろんなところで重宝します。
  物販会場にいつだってショッピングバッグが残ってるとは限らないのです

  そして、帰りに使い古したウルトラシリーズの数々をまとめて捨てるのにも重宝します)

・着替え・タオル
 (夏場です。終演後は汗でシャツがぐっちょり濡れるでしょう。
  風邪ひかないように替えの服(特に上半身)を。公式タオルを極力汚したくないなら、別でタオルを用意しておく。
  脱水症状対策に固く絞った濡れタオルもひとつ用意しておければ理想です。事前物販のお供にも。)

・着替え・下着・タオル(宿泊用)・銭湯
 (夏場です。終演後は略。
  替えのパンツがないだって?そりゃコトだ。物販のために野宿するにしても、せめて銭湯に行って汗を流すべき。「風呂は命の洗濯よ」というありがたい格言もございます。それにPもガールズもあなたを見ています。みじめな恰好はみせられない。

 また、ネカフェのシャワーでよくね?と思ってるなら落とし穴。温浴で交感神経が働き、血行を良くし、新陳代謝が促進されるという効果もあります。入浴するしないで活動能率は段違いであるということは科学的に実証されております。
  また、下着なら、池袋界隈であれば駅のすぐ近くに24h営業のドンキホーテがあるのでそこでも調達可能です。新宿でも可能(ちなみに新宿のドンキはゴジラが覗くあの建物のすぐそばです)
  ホテルやホステルとかなら洗濯機(ホステルならだいたい1回乾燥機込みで500~600円で回せる)も使えます。
  乾燥機で乾かす際、衣類をバスタオルにくるむと効果的。なので、その辺も計画を立てて鞄に服を詰めましょう)

・レインポンチョ/雨がっぱ&雨避けズボン
 (雨が降る可能性はなきにしもあらず。9th千秋楽に至っては颱風接近中でした。
  そして西武ドームは構造上スタンド上部では雨が入り込む可能性があります。
  しかしドーム内で傘を差すのはマナー違反。なので、かっぱの着用を強く推奨。これもドンキで売ってます)

・レインカバー(バッグ用)

  もしあなたの今回の公演の席位置が外野ベンチシートや芝生席で、雨の可能性があるなら、これも持って行った方がいいかもしれません。

◇ ◇ ◇

サイリウム・ペンライト・タオルの用意
 (レギュレーションに注意。個人的にはやや高めですがシナモンブレードを推します。今夏新作が出るらしい(ステマ)。
  会場物販の公式品の入手いかんの行方に不安なら、ドンキやハンズにもカラフルプロやサイリウムは置いてありますし、
  少し安価で入手したいなら秋葉に寄る時間くらいはあるでしょうで、でらなんなん秋葉原店でカラフルプロやUOを入手してゴー。
  ボタン電池式が主なライト、電池の残量にも注意。ハンズやヨドバシや秋葉の裏街道にいくならボタン電池はそろえておきましょう。
  ただし、秋葉は考えを同じうするPで、(とくにでらなんなん秋葉原店は)ごったがえるから注意。可能なら前日までに用意しておきましょう。
  「YOU往MY進」が正式なタオル曲になったので、公式タオルを持っているならかばんに詰めておいて損はないです。持ってないならライトかこぶしで)

・食事
 西武ドーム。あるのはコンビニと中華料理店1軒と並ぶ屋台のみ。屋台はやや高いですし、なにより行列につぐ行列。食べにくい。所沢か池袋か新宿でおはよう、朝ご飯。
 なお、東京はうまいラーメン屋の激戦区らしいんすよ。行きませんかー?じゃけん一燈か道、行きましょうねー。(行きたい)

 なお、道のつけ汁は今まで訪れたつけ麺店の中での個人的最高傑作です。ラーメン食っててこれほどの衝撃は稀に見るものでした。ただ、11:30オープン、しかも長蛇の列(ロット制なので列の進みがやや遅い。今年の3月行ったときオープン1時間前に並んでから入れたのが12:45頃でした)なので、10th当日に行くのは博打。

・映画 けいおん!
 会期前日7/17、新宿ピカデリーでレイトショーがあるんです。行きたい!(なお、けいおんは筆者の2011年ベスト映画3位に入っております)

Free! -Swimming All Night-
 いい加減にしろ、最高の景色だろうが、寝不足からの熱中症で死ぬぞ。

マッドマックス 怒りのデスロード/アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン(もとい『エピソード7』予告編) 立川シネマシティ 極上爆音上映

 この文章を読んだうえで、17もしくは20日も休みをおとりになっていて、かつ続映を確認できた方、悪いことは言いません。上映前後含めて4時間ほど時間がとれそうで、特にマッドマックスのcinema aでの上映が見られるならば、多少無理してでも絶対に行くべきです。公式がワーナージャパンに啖呵をきるだけの凄みがあります。ウーハーのうなりが、IMAXドルビーアトモス以上に腹にびりびりきます。しかし音割れや耳に痛い音作りなどといったナンセンスさは皆無。極上のらぁめんをほおばり、最高のコンサートを肌で感じるに匹敵する至福です。

 

【あると楽ちい】
・P名刺
 ガチ名刺ではなく、というか、副業の名刺以上にあらゆる意匠をこらして作ったP名刺。
 わたしがなにものであるか、活動の遍歴がいかなるものかを手っ取り早く紹介できるツール。名刺。
 今回は私も新作を持っていきます。鋭意製作中。

・お手紙
 私達をいつも最高のパフォーマンスで楽しませてくれる出演者のみなさんにおたよりを出そう。
 たいていプレゼントボックスが設置されているのでそこに投函、なければ係りの人が届けてくれます。
 今回は少なくとも全部で34通です。今ならまだ間に合います。一筆々々、まごころこめた手書きでいきたいものです。

コール本
 近年は有志のみなさまがサイトにまとめてくださってます。(リンク先:アイドルマスター オンライン コールガイド)

 アイドルの現場はアイマス、王国、ももクロetc.を問わず合いの手があって、どうすればいいかわかんないという方のための道しるべ。
 こんな感じかと思いながら、イメージしてみよう。サイトの場所がわからない?会場の周りでリーフレットを配っている人がいるはず。 

・メモ帳・軽い三色ペン
 最前ならばご法度かもしれません。しかし、コールなどの合いの手を合わせるのと同様に、セトリやトーク内容のコンサートの様子を書きしるし、日記のネタにするのもまたコンサートの楽しみの一つ。
 コンサートは一期一会。ただしガールズにみつからないように。全力で応援しよう。

(追記するかもです)

 

(追記)7/17日に西日本への颱風11号接近を確認。仮に会場に直撃せずともその余波をいくばくか喰らう可能性大でしょう。なので、前日合羽は必須です。

     ◇ ◇ ◇

かばんにつめたもの。

・休み
(取得済み)

・交通便
(きっぷ)

・宿泊施設
(予約メール・印刷した紙)

・財布
 身分証・保険証
 現金(三万円ほど)

・チケット(チケットケースにつめて)

・ケータイ・スマホ・モバブ・テレホンカード

・タオル・バスタオル
 2*3=6枚あれば理想

・ケータリング
 道中で確保

・携帯トイレ
 空のボトルでもOK

・ビニール袋
 5枚ぐらい

・着替え・タオル
 3泊→3着分 下着、3*2=6

・雨合羽・レインポンチョ・タオル

サイリウム・ペンライト(ボタン電池)・公式タオル(タオル曲用)

・名刺(下書き)

・お手紙(下書き)

・メモ帳・筆記用具

・ビニールシート・クッション

・飲み物(現地調達で)

・デオドラント・身体用タオル

まだ必要なものありそうですね。

バンナムの日本映画業界ばりの殿様商売にうんざりした件→官僚制の逆機能

今回の記事はおもに下品な言葉遣いで構成されております。ご了承ください。

 

ララビットマーケットのダウンで、いよいよさすがにバンナム擁護不可能なラインに突入したので、書く。

・今回起きたララビットマーケットサイトダウンの騒動は、以下の理由により、完全なるバンダイナムコエンターテイメントの怠慢あるいは悪意が引き起こしたものと認識する。

 ・10thグッズ事前通販を、受注生産ではなく、先着順としたうえで、通販完売時に現地販売がない可能性をあらかじめ示唆していた。

 ・一部の商品に写真を付けなかった(たとえばマルチバッグ等は通販開始まで形状や色を明かさなかった)。

 ・販売開始時刻を告知しなかった。
 (それが原因で、長期にわたるアクセス過多が続いた結果、おそらくサーバーどころか並列処理の部分もイカれた)

 ・救済措置やサーバーのシャットダウンはおろか、アナウンスさえない。「後程アクセスしてください」という言葉がおよそ販売開始から6時間もたってからララビット公式ツイッターアイマスブログに出されたのみ。

 ・それに従えば完売商品発生(16日正午現在、一部のサイリウム完売)。まともにルールやアナウンスを守った人間が馬鹿をみる結果に。だから徹夜がなくならないというのに。

 ・ほとんど放置状態(普通の企業ならすぐにせめてサイトを閉めて販売一時中断・原因調査ぐらいの対策を取る)だったためか、翌日の正午を回っても一向にシステムは不調のまま。ショッピングカートにアクセスできない。というか、問い合わせフォームにもいけない(だからブログに書いてる)。

 ・一部では、注文に失敗したにもかかわらず、クレジットカードの決済が行われた。(詐取も同然なので完全に黒)


・9thBD(金弐萬伍〇〇〇円也)の仕様も1億歩譲っても擁護に足るものではない。
 Excelファイルでリスト化だけしてチェックを入れずに進めたのがありありと見えるガバガバな構成。
 ・全30曲を収録すると謳いじゅりきちのゲンキトリッパーのみ未収録。
 問い合わせた人間に、「全」に対する解釈の違いを持ち出し、詐欺行為をはたらいた。
 ・一方、『自分REST@RT』は地方公演両日収録されているのに、地方公演の『THE IDOLM@STER』は未収録という、論理や基準の破綻。
 ・楽曲テロップ無。……ちなみにミリオン2ndLVも同じ状態だった。
 ・東京公演の赤羽根Pの前説は収録されているのに、地方公演の律子の前説は未収録。
 ・にごちゃん、チアキング、アッキー、神のアンコール映像カット。

 (若林さんにおいてはコメンタリーはOKとして、映像カットだと何かあったのかと邪推してしまう)

 ・音の悪さやMCカットはもう詮無い話。まだあるけどもう……。公演内容及びコメンタリーでミンゴスがさりげなくカバーしてるのを聞くと切なくなる。

・というわけで、普段は企業にもできない理由がある、という考えを持ってはおりますが、普通に考えれば回避の手段なんていくらでもあったものを、意図的に混乱や憤怒を扇動しているとさえ思える以上の対応をやらかしている以上、バンナムを擁護することはできません。だからガールズたちがどんなに頑張ってもラブライブ!に客を取られるんだよ。えりりん過労死させる気か。

 で、まあこれは西武ドームでの負担を減らすための措置だったはずだけど、結局無に帰してるよな。

 みんな普通に考えてることだろうけど、ラブライブ!5thみたく受注生産って形にはできなかったのかってのは、まあ、2か月じゃ全商品発注から発送までは無理だったんだろうな。俺が売り手でもせめてもう1~2か月は欲しいと感じるもんなあ。

 でもこれが起きた根本的な原因はアナウンスの方法にあると思ってて、無用な完売宣言をせず、開始時刻を告知していれば、サーバーやルーターもイカれることなく、こんなことにはならなかったはずだ。今回はP以外にも飛び火してるから、シャレになってないんだよ。

 

(追記)

 5/17の正午、ララビットのサイト回復。一応これはアクセスの収束もさることながら、裏でエンジニアさんががんばってくれたのでしょう。週末なのに、本当にお疲れ様でした。対応されたオペレーターの方も。福知山脱線事故以降、末端の兵隊にすべての責任を負わされ大衆に石を投げつけられてるの見ると辛くなる。バンナム上層部は全くもって……。

 

(さらに追記)

 もう売り切れの商品の購入はあきらめムード。の中で思ったんですが、これ典型的な官僚制の逆機能の典型ですね。

 具体的に言うと、セクションを分けて上下関係を作り、規則の順守を徹底させた結果、上から下への通達がなければ動けないという機能不全に陥り、結果として非効率な結果を生み出してしまうというやつです。どう見てもララビットが釈明出さなかった(出せなかった?)り、収拾に踏み切れなかったのはこのためですね。おいバンナム

 まあおそらくララビットのさらに下層にお休み返上のSEさんがいて、サーバ構築を1からやりなおすぐらいのことは行われてるはずなんで(でなきゃ日曜にあんな回復の仕方はしない)。セクショナリズムの脱却が求められる。

 というか、春香さんが少数決の意義を問うたムビマスに続いて社会の仕組みを考えさせられるとは思わなかったです。残念なことに、765プロが見せるものとは程遠い実情がコンサートを取り巻いてしまっている。

批判と批評の違い、あといろいろ思うこと

これについて考えたのは、別に『PSYCHO-PASS』にかぶれて『地に呪われたる者』を読んだからとかじゃなくて、ちょっと某映画とか某署名活動とその取り巻きの言動とか某アニメのdisとか某アイマスブログがらみでいろいろ思うところがあったからです。

 

さて、私のスタンスにおける批判と批評の違いについて説明すると、これは至ってシンプルなものです。

批判:文句やクレームだけをつけ、解決策を提示しない無責任なふるまいであること。

批評:良い部分とダメな部分を具体的・論理的に指摘し、ダメな部分に解決策を提示すること。

以上です。

 

あとは延々とどうでもいいうえに読んでてなんの快楽も得られないと思われる話が続きます。愚痴が込み入ってないと言い切れる自信もありません。なので、他の記事をご覧になって、新しいエントリをいましばらくお待ちいただければ幸いです。

 

(ところどころ文章がおかしいので後で書き直します)

 

で、このエントリで何が言いたいかって、アニメ版『艦これ』がボロクソに叩かれたこと、および『ヒックとドラゴン2』の20世紀フォックスに対する過剰なファンの攻撃、あと某トリプなんとか氏のブログの内容についてですね。某って隠した意味ねえな!

 

で、私から言わせてもらえれば、はっきり言って上に述べた全員無責任な対処をしていると感じます。このままだと「批判」で終わってしまうのですが、それは嫌なので、なにがだめか・どうすればよかったかを述べます。

 

まず、アニメ『艦これ』の攻撃について。

最初にことわっておくと、私は『艦これ』未視聴です。ブログの更新さえままならない現状ですが、実は映画はおろかアニメさえ見ることができていません。まともに完走できたのは『ジョジョ3部』と『デレマス・前半』と『弱ペダGR』と『SHIROBAKO』と『クロスアンジュ』のみです(あ、これらはどれも面白かったです。弱ペダ映画ちょう楽しみ!)。

見てないんだからノーコメントにするべきと思ったんですが、ある書き込みにおいて、「叩くために見ている」という話が上がったことが私にキーボードを打つ手をはしらせるきっかけとなりました。

自分の人生の貴重な30分間×12話でおよそ6時間を無駄に使って、得る者が何もないってNDK?って感じです。共感できないし、したいとも思わないです。忙しい身の上だと余計にそう思うんですよ。クレーマーが金になるなら

で、「叩くために見る」ということで、思い出したことがあって。

『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』って(私も好きな)ラジオ番組があるんですが、宇多丸さんのご趣味が映画とあって、映画にまつわるコーナーが設けられています。前身たる「ザ・シネマハスラー」、今は「ムービー・ウォッチメン」と、無差別にくじ式で選んだ新作映画を、毎週1本批評するコーナーがあります。

で、これ、無差別なものなので、やっぱり駄目な映画を引き当てることもあるんですよね。批判対象において、たいていの場合は邦画です。それもテレビ局映画。

宇多丸さんの批評はさておき、その映画が当たったときに必ず宇多丸さんがおっしゃられる一言はこうです。「この映画をご覧になったリスナーの皆様の感想もお待ちしております」

で、かつて取り扱われた映画には『20世紀少年三部作』『ROOKIES』というあんまりにも酷い映画がございました。『20世紀少年』のほうは、第2章のほうが、映画評論家の町山智浩氏がこの番組がらみでご覧になられて、氏の大激怒を買ったこともありました。このお二方がボロクソにこきおろされた内容はおもしろく、反響を買いました。結果的にか、どうみても惨憺たる有様に成り果てている様相しか想像できない第3章は、このラジオのリスナーが(当たり屋的に)大挙して見に行くということもありました(第3章批評の冒頭で「多くのメールをいただいた」という宇多丸さんの言がある)。当然、こちらも大不評にさらされ、ケチョンケチョンにけなされました。これは本当に面白い回でした。

まあ私から言わせれば、宇多丸氏と町山氏は仕事なので(つまらない映画を面白く語るのはやらねばならないことなので)仕方ないとして(そんな映画をリストに加えるというのも疑問だけど)、はっきり言って、リスナーが当たり屋的にこういった駄作を見に行くというのは、何ら生産性のない行為です。なぜなら、こんな駄作を撲滅したいという願いであるなら、それとは裏腹に、リスナーの払った木戸銭は一律にこんな駄作を作った製作委員会に興行収入としてきっちり入る(評価になる)ので、ひどい映画が量産される悪循環となってしまうのです。もしくは、そもそも見られるべくもなかった作品の興行収入に貢献→こういう映画を作っても売れるという赦しを与えてしまうという構図が出来上がります。

そんな時、我々にとれる対処って、無視することしかないわけです。踊る大捜査線2』やオレンジレンジ以降顕著になった、広告代理店とテレビ局が資源ごみを作ってメディアを駆使してブームを形作ってそれを何も知らない馬鹿(大衆)に売る、ということに対抗するにはこれしかないんです。我々が詐欺師と馬鹿(大衆)の集団から隠遁するしかないんです。ちなみに方法論として、これは成功の結果が出ています。これを実践したおかげで、『ヒックとドラゴン2』をはじめとするドリームワークス社製の海外アニメは日本の市場から事実上淘汰されました。

タマフルの話になってますが、アニメ『艦これ』でやってることはこのリスナーの行動と本質的に全く同じです。本当にアニメ『艦これ』にムカつくとか潰したいとかならこうするしかないんです。見てないものに私はとやかく言えないけど、挙動において、叩くために見るのは角川に弄ばれている愚衆です。もっと言うと、アフィブログを無邪気にタダで拡散あそばせられるツイッタラーと同じです。それが幸せなら、私はそれを止めさせることはできませんが……。まあ『艦これ』の大ヒットはあなたがたの怒りの声にかかっています。タダ働きの広告塔、これからもがんばってください。応援してます。

(追記:『艦これ』BD、デイリー初動1位だそうで。本当にお疲れ様でした……。皮肉でもなんでもなく、本当にこういう感想です。

 まあ、こういう話を書いたのって、それこそ2010年当時、ヒクドラでもあったんですよ。)

 

そして、『ヒックとドラゴン2』について。

ご承知おきのとおり、本作はアニー賞作品賞・ゴールデングローブ賞アニメ映画賞などの高評価をあまねく受けており、世界中の興行収益も大ヒットを重ねています。私も昨年のベストのひとつに加えた手前、傑作と憚らずに断言させていただきます。おすすめです。

日本の動向においては、アカデミー賞長編アニメーション賞においてオスカーを取り逃したと同時に、7/3にビデオスルーが確定(3/25現在)しており、イベント上映が東京日本橋で「東京アニメアワードフェスティバル」や福島の南相馬市で行われる「南相馬アニメフェスティバル」で行われたのみ。

で、オスカーを獲りのがして、ビデオスルー確定した瞬間、twitterの公式アカウントにはやっぱり野次が飛びまくったんですよ。「恥を知れ」とか、非公式アカウントとやらが「日本語版は仏盤やドイツ盤を買えば入ってますから日本盤を買う必要はありません!むしろ不買することで発売がはやまります!」という頓珍漢なツイートとか(非公式アカウントは消されたけど)。で、とある脚本家のひとが「ヒクドラを見せて、なんで2が公開されないのか、とさせたい」みたいなことまでツイートして、とにかく怒りを煽る始末です。

怒りや暴力を源泉とした活動と化するのはもっとも危ないことです。ちなみに、その結果生まれたのが選挙に落ちた後のオウム真理教だったりします。

で、これを見てもう一つ思い出したことが、「ワタミの株主が従業員にクレームを付けた話」だったり、JR福知山線脱線事故の後、運転再開した時に、運転手に向けて「命」と書かれた紙を逆さにして運転席の窓にはりつけた脳タリンの話です。劇場で見たかった思いは私ももっているから同情はしますが、こういう発言力のない下っ端役への過剰な攻撃や、町山氏や映画秘宝にかぶれた配給会社への過剰な投石行為は、はっきり言って支持しかねます。下っ端役員のせいで公開中止に追い込まれたわけじゃないですし(むしろ、20世紀フォックスの中にも、これを劇場でかけたいと本気で考えてた人はいたはずです)、私は特定の集団を攻撃するために署名活動を支持したわけじゃないからです。

また、ここで攻撃されているのが、20世紀フォックスのみである、ということです。これの問題については1つではないので、しばらく列挙いたします。

前作の配給はご存じパラマウントジャパンによって執り行われました。その結果、主人公格のドラゴン「トゥースレス」のキャラ名が、オードリー起用のためか、役員に「発音しにくいからトゥースに縮めろ」と言われたのか、「トゥース」になってしまいました。この点についてですが、これは、主人公ヒックが「島の人に変な名前を付ける」というバーク島のならわしをもって「Toothless」という変な名前を付けることで、島の一員として受け入れる、という大事な要素です。物語の進展に大きく関わる瞬間です。それを完全に無視して、しかも子供をあてこんでか、オードリーのギャグを主体とした宣伝を行い、結果的に興行収入は伸び悩みました(悪評高い実写版『ガッチャマン』と同じ興行収益となった)。ヒクドラが抱えるおおよその負債はここで形作られました。

また、同期は『トイ・ストーリー3』という大傑作や『インセプション』『仮面ライダーW』が並行して公開されていた時期でもありました。映画クラスタの人たちは、もっぱらこれらと、どうでもいい無価値な反捕鯨ドキュメント『ザ・コーヴ』や、宇多丸氏や映画秘宝に追従しての『踊る3』の是非論や『借り暮らしのアリエッティ』『BECK』といった邦画(自分たちの嫌いな監督)の攻撃にご執心、という、あらゆる方面から無視されるという惨憺たるありさまでした。上に書いた『艦これ』……ってかタマフルの話じゃないですが、先ほど書いた鑑賞した原作ファンやヒクドラファンの「トゥース」問題だって、ほとんどの人間に無視されてました。

前者の傑作3本に関しては、それだけのものを揃えられたのであれば仕方ないと思うのですが、後者のことは信じがたいことに事実としてありました。その時期の映画秘宝には、後者のそれぞれの映画を1、2ページまるまる使って特集を組みながら、『ヒックとドラゴン』についてはヒの字さえありませんでした。他愛のないかわいいドラゴンのアニメの設定改変や見逃しがおきていることなど、相手にしている暇なんぞなかったのでしょう(ちなみに、キネ旬とCUTは数ページ割いての特集や批評ページを組んでいた)。まあかように名作アニメの周知以上に、反捕鯨映画やジブリや踊るへの攻撃が大事だったからこそ、2014年の頭に『THE IDOLM@STER MOVIE』をかまびすしく絶賛しているようなただのはみ出し者のいちアニメオタクが「公開されないんじゃないか?」と懸念しても、親しい方以外にはだれも反応してもらえず、ヒクドラ2のティーザーが出ても対して反応しなかったような映画クラスタの皆様方の反応が遅れたのもうなずけます。そんな人たちが後になって集団を形成して怒り出している(ちなみにたとえば映画秘宝4月号のDVDスル―特集には、言うに事欠いて「DVDスルーに怒りの鉄拳!」と。よくまあ2010年当時の特集をもって石を投げられるお立場であそばされること)という構図なので、どうも納得しかねるところがあります(ここが、私が「無責任」と感じてしまう根本なのかもしれません)。

(まあほかにもパラマウントジャパンはそのあとも『ヘラクレス』のジャパンプレミアで招待客の追い出しとかいろいろやらかしたりしてますが、それはまた別のお話で)。なのでひとえに20世紀フォックスのみを攻撃するというのは、やっぱりお門違いかな、と思うのです。あと正直書いててパラマウントジャパンの役員にはげんこつの一つでも見舞ってやりたいって気持ちは強くありますが……こんな文章書いてる手前、それは抑えるべきですね。

あと、子供に見せたいというご意見もありますが、署名運動やamazonレビューはおろか、(私のフォロワーさん除く)秘宝系映画クラスタの一部の方の排他的な性質・反論は例外なくブロックという姿勢と、『ヒクドラ2』を取り巻く環境、ありとあらゆる場面についてまわるオタクが他者への攻撃の意思がむき出しにしている様相を、私は子供に断じて見せたくはないです。そのイメージが本編にもついてまわるなら本編さえもです。モノが仮面ライダーだろうがプリキュアだろうがアイカツ!だろうがこれは私にとって絶対です。そして、主人公・ヒックに託された主義心情にも反します。

(ヒクドラの大ファンとして、映画クラスタの友人だって多数いる立場でこう書かざるを得ない状況に成り果てたことは本当にショックです。)

もう現在我々にとれる手段は、『2』の日本劇場興行はあきらめる(『ダークナイトIMAX版みたくイベント上映の可能性に賭ける)前提で、来る7/3にリリースされる日本盤を買うというアクションしか残されていません。署名運動が、少なくとも全国劇場公開に対する効力を発揮しなかったのは、ひとえにこれが経済活動の範疇にないからです。たとえば「公開されたら絶対見に行きます」といった書き込みがどれほどの効力を発揮するかというと、残念ながら大してありません。「あなたの同人誌買います」みたいな口約束と同等のものであり、企業対企業的な判子をおした書面をとりかわす契約ではないのです。

そして仮にたとえ、署名に参加された監督も含めて7000人が全員自腹を切って見に行ったとして、それが一人頭1500円として、単純計算で1050万円。という、おそらくは(それこそアナ雪レベル同様の)億単位の配給料であること考えれば、とてもやすやすと動けるものではありません。我々がフォックスの株主ならいざしらず、損失の責任をなんら負うことのない一般人の意見が相手にされるわけもないのも、仕方がないのだとあきらめざるをえないのです。私だって本当は認めたくないですが、歯を食いしばってます。

ネガティブに書きましたが、しかしこれはBDを購入して何度も見返す価値のある作品であることに相違はないはずです。この映画、「モラトリアムの喪失」を見事に描いた映画ですし、演出も怪獣映画的ディテールをふんだんに用いながら(特に中盤は圧巻)非常にシリアスで、はっきり言って大人こそがうならされる作品です。私は当然ながらもうすでに予約しています。あるいは、海外アニメを見まくることで顕在化させるか、日本で映画を見ることはあきらめて、海外で映画を見るか、です。

幸い、映画祭上映が2度も行われることに20世紀フォックスジャパンの意向が絡んでいるのかはわかりませんが、何度もこの傑作の試写やイベント上映をかけることで多くの人々の目に触れる幸運があるなら、それにあやかってほしいところです。これは署名運動の結果なくしてはあり得なかったと思います。進展はありました。だから主催の方々の功績は称えられるべきです。

これをきっかけに、そもそも一番大事である『ヒクドラ』そのものの魅力を伝えること、このところに立ち戻りたいと私は考えています。来るべき『3』こそは、映画館で見るために。

 

いろいろ書きましたが、それでも昨年の東京学芸大学の学園祭におけるトラハモイベント(チケット戦争がかなり苛烈だった)において、「東京学芸大学は今後声優イベントを執り行うことはできないだろう」という脅迫めいたツイートを発した糞オタクどもに比べれば、ヒクドラファンの暴動なんてマシな部類なのですが(とかち組絡みでないことを祈る)。

 

 で、最後に例のブログについて。(15/4/7:とある方と対話して、この文章自体の見直しと追記を行いました。)

とまあ、かねてからいろいろアイマス界隈における批判をつらつら書き連ねてきたブログがあるのですが(あんまり見せたいものではないので紹介は控えさせていただきます。ご了承ください)、基本はレポートと考察の合間にときたまほかのプロデューサーに対する攻撃や、アイマスの展開批判を差し挟む、という形式のブログです。

まあPに対する攻撃、という点に対しては、先述した過激派の発言・行為(某組長さんとやらは、ツイッターのログからも明らかなように、公演中に平然と携帯をいじってる)に対しては私にも不快感があるのでさておき。私自身、場内を走り回ったり、周りの迷惑を顧みずレスやクラップを繰り返したりとかの厄介イベンターは大企業やゴキブリよりも先に親もろとも平等に死ぬべき、とぐらいには感じています。内容ですが、一見論理的なんですが、私が救いようがないと思ったのは、打ち上げパーティー後のプロデューサーミーティングについての考察記事を見てですね。

まあ他はともかく、おおよそXENOGLOSSIA」をブチ込むくらいの覚悟が欲しかったと書いてたので思ったのですが、はっきり言って、この方の場合こう書いて、いざ上映されたら見に行ったかというと、絶対ないと断言します。なぜなら、この方は以前に「今XENOGLOSSIAを観たら叩いてただろう」という記事を書いていますし。そして、ナンバリングされているとはいえ、今更全く世界観も異なる『XENOGLOSSIA』をぶちこんで、採算が取れるか、それでPたちは納得するのか、という面に関しては、一切考察の跡がみてとれません。なのでこのままだとどれだけ共感を生む持論を展開されても、彼が顧客という立場を頑なにとり、その視点からクレームをつけるのみという、具体的な解決策の提示を怠っていると書かざるを得ないんですよ。先述の『ヒックとドラゴン2』の署名がなぜ効力を発揮しないかと同じ図式です。もっとも、こういう石を投げる人に余地を残すところに、バンナムの大企業的余裕を感じます。私も同類ですが。

まあ「アイマスのドームは西武ドームじゃない!東京ドームだ!」ってのは、私だって理解しています。おそらくアケマスや箱マスをプレイした大半の人間が思うことです。しかし、実績として、前回2014年の冬ライブ『M@STERS OF IDOL WORLD!!』において、さいたまスーパーアリーナのアリーナモード(奈々さんやももクロやμ'sがやったようなスタジアムモードの半分の面積)を埋められなかった、という実績が残っているこの状況において、会場の使用料などにおいても、西武ドーム開催という形でさえ冒険であることは否めません(なにせ、普段のアイマスライブのチケット申し込みにおいては1枚、多くて2枚までのところを、一次応募の段階で4枚まで解放しているのですから)。東京ドーム開催においては、西武ドームとは比較にならないぐらいの使用料・莫大な予算がかかります。奈々さんやももクロでさえ、東京ドームの前に西武ドームという舞台を踏む必要がありました。しかし、企画は間違いなくあがったでしょう。でも興行の結果を鑑みた結果ゴーサインを出すことはできなかった。それは誰だって言わずとも予想がつくものです。

しかし西武ドームとはいえ、この実績を踏まえた上でドーム公演に至らしめるラインにスポンサーを動かしたのは、やはりガールズたちの「今までの全部」を根こそぎ出し切ったパフォーマンスゆえでしょう。特に9thの千秋楽における彼女たちの底力を見せつけたパフォーマンスは、ひとつのアーティストがこのレベルに到達できるかどうか、という類の、間違いなくアニメイベントやアイドル・声優のコンサートのみならず、日本の音楽シーンすべてをひっくるめてのコンサート史に残るレベルでしたから。断言します。(それでも、10th2日目が合同になったのは、やっぱり本来は西武ドームの規模だと両日合同にしたかったって思惑がスポンサーにあったんだろうな、と。)

ところで、繰り返しますが西武ドームといえば、水樹奈々さんもコンサートを何度も行っている会場です。2015年のツアーの千秋楽の会場にも、この西武ドームが選ばれました。初めて彼女が西武ドームを埋めたことで、その翌年に、奈々さんの東京ドーム公演が実現しました。ゆえに、ガールズとPが真に“ドーム”に行くためには、億単位の金を出してスポンサーになることを除けば、西武ドームを埋めること、以外にありえないと考えています。

一方で、彼が言う、765プロの終わりが近い、というのも、『ONE FOR ALL』を遊び(Destinyで号泣)、あの素晴らしすぎる9th公演を見てしまった後では、十分にあり得る話かもしれない、と強く感じてもいます。なので、10th埋まってほしいんですよね。特に初日。そして、あわよくば、また13人全員にそろってほしい。もしかすると、そこが終わりなのかもしれないけれど。東京ドーム公演が実現した時は、ある程度覚悟しなければならないんだろうなあ。

(追記)ブログに関して断罪のままになっているので、ひとまずの提案なのですが、決してアイマスに対する着眼点自体は悪くないと考えています。あの方に欠落していると感じるのは、企業側のリスクと顧客の要望を折衷する、という視点です。お金を落とすのは当然我々ですし、その権利と提案自体は主張して然るべきですが、現状の双方における問題定義をすっとばしている気がするのです(たとえば企業側の不良在庫を減らしたい思惑、客が欲しいものが手に入らない、という両者における問題をどう解決に導くか、ってところ)。たぶん自分にとっていまひとつぴんとこないのはそのためかなと。それを吟味したうえで、これは完全に会社が悪い、という結論を提示したうえで徹底的に攻撃を加えるなら、私も快哉をあげながら文章が読めるのです。しかしながら、一番いいのは、全ての文章においてそうですが、「批評」をみせてもらえることにつきるのです。

 

 ……というか、これは、上述のヒクドラ問題にもつながってて、大企業を敵役に設定している、という構図は同じですね。でもそれはちょっぴりずれてる気がして、アイマス・ヒクドラ・艦これに関して、真の敵は「コンテンツの封印」だと思ってます。そこを見失ってはいけない。……というのが私の持論です。

 あと、こう書いてはいるけど、私も角川・バンナム・20世紀フォックスはあまり好きな企業ではないんですよね。最後の最後にすげえ台無しですが、いろいろトラウマがありまして……。

 

長々となりましたが、以上です。たまったものを吐き出してすっきりしました。失礼いたしました。

 

(追記)ミリオン2ndとか打ち上げパーティーとか宿題山積みですが、まず『ヒクドラ2』の良さを伝えるべきだ、と書いた手前、まず消化しなければならないのはこれですね。というわけで次回は『ヒックとドラゴン2』の記事といたします。

忘備録:『KANO 1931 海の向こうの甲子園』についての読売新聞2015.2.23付朝刊・編集手帳よりの抜粋

考察の材料となると思いますので、忘備録として残しておきます。

 

編集手帳

『KANO』という題名に関心を引かれた方も多いだろう。日本統治時代の台湾から1931年に甲子園出場を果たした「嘉儀農林(かぎのうりん)学校野球部」の実話に基づく台湾の長編映画だ。日本人、台湾人(漢人)、台湾先住民で作る弱小チームが成長し、勝ち進む物語は見る者の心を揺さぶる ◇ 映画には日本人土木技師、八田與一(はった・よいち)が登場する。台湾南部でダム建設と用水路整備の大事業を行い、今も台湾で尊敬される人物だ ◇ 「八田の話を入れなければ、もっと短くなったのでは」。先月の都内での試写会で会場から質問が飛んだ。出席したマー・ジーシアン監督の答えが興味深かった ◇ 「八田さんと台湾農業は切っても切れない。野球も土=農業と密接だ。嘉農と八田さんはあまり関係ないが、”梅と桜”(二つの筋立て)が同時に満開になる年はどんなに美しいだろうと思った。いくら長くなっても八田さんの部分は切らない」 ◇ 事情は異なるが、相手国・地域の発展に貢献し、長く感謝される支援は日本の理想だろう。政府は今月決めた大綱で、開発協力を「未来への投資」と意義付けた。お手本になる先人がいる。 2015.2.23

 

※原文をそのまま抜粋しましたが、ルビ部分は()内に併記・◇は黒塗りであることをご留意されたしです。

アイマス打ち上げの感想の前に

 

一応「TV版からの軌跡」のあの映像でも十分なんですが、私的には1stから連なるこちらのMADで泣いてしまったというあれです。10th西武ドーム開催発表時は本当にイベント終了まで硬直してしまい、ステージ上のメンバーに応援の声を上げることもままなりませんでしたが、結果はいかに……。

(茶を濁すと、打ち上げで一番泣いたのは実は若林神の出産報告でした。そりゃねぇ……)

『乙女戦士クルピヨン』の歌詞起し……のつもりでしたが

田村ゆかり LOVE♡LIVE 2015 Winter *Lantana in the Moonlight*』初日に行ってまいりました。ゆかりんの単独ライブとしては、昨年のツアー『Fruit Fruit Cherry』千秋楽以来となるでしょうか。

今回最大の特色としては、ゆかりんライブ史上初となるバックステージ席(以下バクステ席と表記)の設置につきるでしょう。いつものステージ後ろの背景・モニターを取り払い、いつもは隠れるその後ろの客席からも(後姿ながら)見えるように解放するというものです。今回はモニターはステージ花道中央の真上に移動していました。

で、FCから優先的に解放されたこの席、絶対仕掛けがあるよなあと思ったら、案の定。バクステ席にはサイリュームが置かれており、「『虹色バルーン』で折ってください」との但し書きがあるのでした(アイマス9thの例のアレのあてつけかよと一瞬思ったのは秘密)。私はバクステ席当事者なのでわかりませんでしたが、おそらくきれいな虹が浮かび上がったことでしょう。全体の舞台装置を活かしたゆかりんのMC、ゆかりんが「めったにいかない」ライブの話を振って、長渕さんのライブ、バクステから見てたよと触れてくれたのは感無量でした。

……で、このバクステ席、後ろから見るもんだからやっぱりカンペの歌詞とか見えちゃうわけで。ちなみに正歌詞が白で、コール部分が赤で表示されている(口上はなかったけど)という、「お前ら見てるだろ」というメッセージが伝わるものでした。ええ見てましたとも!

そのおかげで、今回の目的だった、『乙女戦士クルピヨン』の歌詞起しについて、比較的容易に仕上げることができました。それでもわからない箇所があるので、それを埋めてくださる人を募集中です。では、以下歌詞の掲載。[(?)……]の部分が不明瞭なところです。


 (6/6 Sunny side Liry 福岡公演(最高でした!)参加の折1番の歌詞が改めて表示されましたので一部修正を施しました。ほんとに最終回なんです……?)

『乙女戦士クルピヨン』
作詞:谷聰志
作曲:太田雅友
編曲:EFFY
ゆかりんデータベース/『Fruit Fruit Cherry』パンフレットより引用)

忘れた頃にやってくる あの子は一体誰なのか
もうちょっとだけ謎でいさせてよ マスクの下に 秘めた恋心
ちょっとは気持ちわかってよ 淡い嘘はつくものよ
そんなにじっと見つめていないで わかってほしい 乙女の事情
わがまま言わせて 恋する 乙女(ヴィラルージュ)
イヤよ だってイヤじゃない ヤキモキしないで
どこ? 真実(ヴェルテ) ねえ すぐ 来て クルピヨン

言わないとわからないの 私が一体誰なのか
言いたいこと言えないけれども マントに包む 幼い純情
こんなに言ってもわからない ついたらダメよ嘘なんか
言いたいことあるのだろうけど わかると困る 乙女の事情
[(?)夜は 真っ暗] 魅惑の ポワゾン
だけども 甘い香りと 正義のまなざし
見て エイム ねえ すぐ 来て クルピヨン

(台詞:女の子はね 秘密があるのよ
大人の事情なんて知らないわ わがままだって 言わせてほしい
それが 乙女の事情ってものよ!)

ホントはいつもそばにいる あなたのそばにいてあげる
いつかきっとあなたに話すわ [(?)でんこうせっか つなぐドキドキよ]
強がりくらいいいでしょう 甘いウソはつかないと
気づかないよ私を見てたら 察してほしい 乙女の事情
そっと隠して 涙の フリエール
春の 恋のあの空 私にとどけて
きっと ジュレ ねえ すぐ 来て クルピヨン